🌴バリ島が大きく変化していく

まだまだ、コロナ禍で苦しむ人たちもいるが海外やジャカルタやバリ島以外の島々のお金のある企業や投資家などがバリ島に投資をし、新しいホテルやレストランを立て始めている。

また、現在あちらこちらで大規模なプロジェクトが動いている。

世界の多くの人を呼び込みたい。経済を発展させていきたい。のかもしれない。

でも、小さな考えの私はこの大きなプロジェクトを見ながらバリ島がどうなっていくのか心配にもなる。大きな箱を作れば維持やそこから起こる新たな問題が浮上する。

生態系も変わるだろう、、人々の暮らしも変わるだろう。

でも発展をするということはこういうことなのだろうか？

ベノア港は、大きな港を作り公園や商業施設、サヌールには国際的な大きな病院を作り、クルンクンには海辺の驚くほどの広大な土地にアートセンターを作りそこに商業施設やホテルなども作るらしい、ベサキ寺院も駐車場と商業施設、ギリマヌクーデンパサールの有料道路などまだまだ計画はあるらしい。

バリ島に訪れたい人たちは、大きなコンクリートの器を望んでいるのだろうか、、、

バリ人たちは、心からこの変化を望んでいるのだろうか、、、

今後は、人々の生活も変わり大きなショッピングセンターも大きな施設もあまり必要がない時代がやってくるのではないだろうか、、、

でも作ることもオープンさせることも皆が経済の発展だという。生活の向上だという。

私は、バリ島の大事なものは見えないものだと以前から思っている。

その見えない魅力に多くの観光客も心奪われているようにも思う。

そんなことを大事にしようと思っているから私は、なかなか経済的には成功できない。

だからお金を得たい人たちにとっては、やはり大きなものを作り、世界中から多くの人を呼び込むようにするのが正解かもしれない。

発展は悪いことばかりではない。ただ、周りとのバランスを保ちながら進まなければ大事なものを失うことになるようにいつも思いながらこの工事の様子を見ている。