私共が長きに渡りお世話になっております高僧(最高位の司祭)の奥様が亡くなられ、本日は葬儀に参列をいたしました。とても良き天気に恵まれ、多くの方々に見送られながら、天へと旅立たれていかれました。心からご冥福をお祈りいたします。

さて、バリ島の高僧をPedanda(プダンダ)と呼びます。そしてPedanda (プダンダー)シヴァとPedanda(プダンダー)ブッダの2派の方がいらっしゃいます。大きな儀式では、両方の高僧にお越しいただきます。高僧の家族も含め、葬儀には私どもも白の衣装を着用します。そして棺として使われる動物をかたどったものも白になります。

Pedandaになるためには、優秀だけではなれません。まず、イダ　バグース階級(僧侶階級)であることそして、同じカーストの女性と結婚していなければならないこと、そしてやっと試験を受け、試験が通ってもその人が村の高僧として村人たちから受けいられなければなりません。

高僧になる儀式では、一度人間としてこの世を離れて生まれ変わる儀式をされます。そして、その数々の儀式には莫大な費用もかかります。

高僧になられるのは、なかなか大変なんです🙏